インド・東南アジアの多湿な低地の密林や高地の森林に生息しています。
雌とその子どもからなる群れをつくり,雄は成熟すると群れを離れ,単独または小さな雄の群れで暮らします。
主に草や木の葉・竹・果実などを長い鼻を器用に使って,一日に40~50kgほど食べます。
特徴的な長い鼻は上唇と鼻が伸びてそれに筋肉が付いたものです。
体重は雄で4~5t,雌で2~3t,肩までの高さは2.5~3mにもなります。
ゾウは賢く,接し方次第で人によく馴れる動物ですが,反面,係員との接触事故などが最も多い動物です。
当園では柵越しにトレーニング等を行う「準間接飼育」により,係員の安全を確保しながら
ゾウの健康を管理しています。
複数頭で飼育することにより係員との絆だけでなく,ゾウ同士での絆も深まっています。
飼育中の個体について | 見分けてみよう | |
愛称 | 性別 | 生年月日 |
ミト | メス | 推定1971年生まれ |
冬美トンクン | メス | 2008/2/25 |
春美カムパート | メス | 2010/3/14 |
夏美ブンニュン | メス | 2010/6/29 |
秋都トンカム | オス | 2011/10/25 |