生き物・学び・研究センターブログ
2019年4月18日(木)どうぶつしあわせプロジェクト~ツキノワグマの小さな森編~
4月13‐14日に行われた野生動物学のすすめ。
京都内外の多くの方にご協力いただき,今年も内容盛りだくさんの2日間となりました。
その中で,どうぶつしあわせプロジェクトシリーズ(昨年度より始まりました!アカゲザル・テンジクネズミ),ツキノワグマの小さな森編を行いました。
今回は,ツキノワグマのほのかのおうちを小さな森にしちゃえ…!という企画です。
ツキノワグマは野生では植物性のものを食べることが多く,木に登って果実や堅果を食べたりします。(時にシカの死体など動物性のものも食べます。)
そこで,今回枝に野菜や果物をつけたり,ドングリなどを隠したりすることでそんな姿を再現することを参加者の皆さんと行いました。
2日間にかけて行われ,ほのかのおうちは…
こんな感じだったのが
こんなになりました
ここまで枝を入れるのは,さすがになかなかできないので,ほのかも驚いたことでしょう。
それでもさすがほのかさん。
果物を食べたり,枝をおって敷いてみたりと色々な姿を見せてくれました。
ちなみに今回使用した枝は,京都府立植物園で剪定された枝を使用しています。
前回もほのかのおうちの丸太を京都府立植物園から提供いただきましたが,クマ・コラボ企画,第二弾です!
前日に植物園の皆さんに来ていただき,一緒に枝を運んでいただきました。
参加者の皆様,京都府立植物園の皆様,どうもありがとうございました!!
もうしばらくはガサゴソと音をたてながら,移動したり遊んだりするほのかさんを見ることができるかと思います。
ぜひ見に来てくださいませ。
生き物・学び・研究センター 山梨