2019年2月20日（水）どうぶつしあわせプロジェクト～テンジクネズミ編～

先日のブログでは，「どうぶつしあわせプロジェクト～アカゲザル（老猿ホーム）編～」が紹介されていましたが，先週末の１６日にはテンジクネズミ編も開催されましたので，報告します！
今回は，小学生とそのご家族の方にご参加いただき，テンジクネズミを喜ばせるには？テンジクネズミにとってのしあわせとは？を一緒に考えながら，じっくり観察したり，エサやりをしてもらったりしました。

最初にテンジクネズミの個体紹介をしているのですが…はじめは慣れない場所で多くの人に囲まれたためか，ほとんどの子がシェルターの中に隠れてしまっています。

エサやりタイムになると，ごそごそ出てきて，参加者の手からニンジンや野草などをしっかりもらっていました。

無理に追いかけない，という約束で，近くにいる個体の背中をなでることにも挑戦しました。
いきなり手を出すと逃げてしまう子がいる一方で，おとなしくなでてもらっている子もいました。

最後に，テンジクネズミが喜ぶと思うこと，逆に嫌がると思うことを参加者に挙げてもらいました。

参加者には，近くで時間かけてテンジクネズミのことを知ってもらい，この動物の魅力を伝えることが出来たのではないかと思っています。
また，このイベントが，動物との接し方を考えるきっかけになると幸いです。
皆さんも，動物園でふれあいをするとき，触られている動物はどんな気持ちかな？と考えてみてください！

テンジクネズミ担当　髙橋 葵