類人猿舎の歴史 【History of The Great Ape House】サルワールド再整備事業(2024~)

 2024年(令和6)サルワールド再整備事業を再開するに当たり、1969年(昭和44)12月に竣工した類人猿舎に関係する歴史について、ご紹介していきたいと思います。なお、サル島の歴史につきましては「サル島~85年の思い出~ プラス」にまとめておりますので、そちらをご覧ください。

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類人猿舎(2022年6月撮影)
1950~類人猿舎建設前
1960.10ゴリラ ジミー(オス)、べべ(メス)来園
1961.2類人猿舎建設への流れ
1962.8チンパンジー モリー(オス)、ハル(メス)来園
1964.12チンパンジー誕生(メス)、初子(ハツコ)と命名
1965.10チンパンジー ハル(メス)死亡
1969.2野外演芸場撤去。
1969.11ボルネオオランウータン(オス1、メス1)、チンパンジー(オス1)来園
1969.12類人猿舎竣工(3,400万円)、移動と式典
1970.9ニシローランドゴリラ ジミー(オス)死亡
1970.10ニシローランドゴリラ(オス)が日本で初めて誕生(繁殖賞受賞)、「マック」と命名
1971.1ニシローランドゴリラ ミッチー(メス)来園
1971.11ボルネオオランウータン(メス)来園
1971.5ニシローランドゴリラ べべ(メス)、上野動物園へ貸出(ブリーディングローン)
1973.2ニシローランドゴリラ マック(オス)の先天性左側鼻涙管治療
1975.4ニシローランドゴリラ ミッチー(メス)死亡
1975.5ニシローランドゴリラ べべ(メス)、上野動物園から返却
1975.11ボルネオオランウータン(メス)本園で初めての誕生、「チャコ」と命名
1977.5ニシローランドゴリラ べべ(メス)死亡
1977.11チンパンジー タロー(オス)脱出(自室屋根に上った後に戻る)
1980.2チンパンジー(オス1、メス1)来園
1980.8ボルネオオランウータン(オス)誕生、「ホップ」と命名
1982.5ニシローランドゴリラ(オス)が誕生(父「マック」、母「ヒロミ」)
国内初の飼育下3世代目、「京太郎(キョウタロウ)」と命名
1986.6ニシローランドゴリラ(メス)が誕生、「元気(ゲンキ)」と命名
1991.4ボルネオオランウータン チャコ(メス)死亡
1992.11ボルネオオランウータン ルビー(メス)、王子動物園へ貸出(ブリーディングローン)
1993.9ニシローランドゴリラ 京太郎(オス)死亡
1995.2類人猿舎改修
1996.2チンパンジー タロー(オス)死亡
1997.3ニシローランドゴリラ ゲンキ(メス)、上野動物園へ貸出(ブリーディングローン)
1997.5ニシローランドゴリラ マック(オス)死亡
2006.3類人猿舎改修
2009.3類人猿舎改修
2010.10ニシゴリラ モモタロウ(オス)、千葉市動物公園から借受
2014.4ニシゴリラ 類人猿舎からゴリラのおうちに移動
園長 和田