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どうぶつ大接近「カバ」「ウサギ・テンジクネズミ・ペンギン」編

3月の「どうぶつ大接近」は,「カバ」と,おとぎの国の「ウサギ・テンジクネズミ・ペンギン」で実施しましたのでその様子をお知らせします。参加者は事前に募集しました。

この企画は,動物をもっと知っていただくことを目的としています。
「触りたい!」「近づきたい!」「エサやりをしたい!」というご希望が多いですが,決してそれだけでは終わらせません。
実施中はいろいろなお話をしたり,資料をお見せしたりして,動物や環境について考えてもらうきっかけを作ります。
 

カバは普段から近くで御覧になれるのですが,それからほんの少し近づいただけでもかなりの迫力です。

まずはここで,カバのツグミにエサを与える体験をしていだたきました。
おおきな口にポイッと入れるのですが,あまりの迫力に尻込みしてしまうお子さんも…^^;



こんな近くでツグミに会ったことで,もっと好きになってもらえたかな?
 

部屋の中では,もっとカバのことを知るために,エサや野生のカバのこと(実際に飼育員がアフリカに行って,自分の目で見たお話です!)をお話したり,本物のカバの頭の骨を見たり,触れたりしていただきました。

夜間,カバがいる部屋に実際に入ってお話しました。

次は,おとぎの国「ウサギ・テンジクネズミ・ペンギン」での様子です。
現在新型コロナウィルスの影響でふれあいは中止していますが,少人数で消毒をしっかりするなど,対策をきちんとして実施しました。

テンジクネズミ(モルモット)は,隠れている時は触ってはいけないルールです。
飼育員のお話を聞きながら,手前に来たテンジクネズミの背中をやさしくなでたり,写真を撮ったりしていただきました。
 


ウサギは普段入ることのできないエリアに入っての体験です。


ペンギンでは,参加者のみなさんにプールの際まで入っていただき,アジを投げ与えてもらいました。

最後に参加記念品をお渡しました。

みなさんが手に持っている長いものは,当園のオスのクジャク「パクチー」の背中から生えている美しい飾り羽根です。
毎年夏の終わりには自然に抜け落ちます。
その他にも,エミューの羽根や,フラミンゴの羽根のしおり,プラスチックごみを減らすために使っていただこうとエコバッグなどもお渡ししました。


「どうぶつ大接近」は今年度から登場の新企画として1月,2月,3月に渡って実施した有料イベントです。
初めてのことでしたので不安もありましたが,参加者のみなさまに喜んでいただけたようでホッとしています。

ただ予想以上に大人気で,募集方法に多くの課題が残りました。
先着順の募集でしたので,参加できなかった多くの方々に残念な思いをさせてしまいすみませんでした。
元々,大人数で実施できるプログラムではないのですが,来年度は抽選にするなど,募集方法を検討していきたいと思います。
 

種の保存展示課 タカギナオコ