生き物・学び・研究センターブログ
2020年5月20日(水)京都の森の田んぼ~田起こしと鋤き込み~
休園していた間に京都の森の田んぼではレンゲの花が咲きおわり,
田起こしと鋤き込みを行いました!
→たんぼ準備中!(5月6日 ブログ)
レンゲの根には根粒菌がいて(根のところにみえるぽちぽちとついているものの中にいます),空気中の窒素を植物内に供給するはたらきをしています。
このレンゲを鋤き込むことで,土の肥料として大切な3要素のなかのひとつ「窒素」を田んぼに取り込むことができます。
畔や道端に生えているカラスノエンドウ(レンゲとおなじマメ科)の根にも根粒菌が棲んでいるので,畑や田んぼに鋤き込みました!
田起こしを終えて,久しぶりに田んぼへ水が!
ゆっくりと水が広がっていくのに気付いた虫たちが急いで畦道にあがっていきました。
ツキノワグマのほのかのグラウンドからはちょうど田んぼが見えるので,
久しぶりに田んぼで何をしているのかな…という視線を感じながらの田起こし作業でした(笑)
生き物・学び・研究センター 瀬古