生き物・学び・研究センターブログ

2020年5月20日(水)京都の森の田んぼ~生き物たち~

先週から久しぶりに田んぼへ水が入りはじめ,代掻きをする前の田んぼにツバメたちが巣材やごはんを探しにやってきていました!

田んぼの上にある池では,たくさんのイトトンボたちが卵を産みにきています。
(↓模様の特徴と産卵の方法からクロイトトンボと思われますが…自信はありません;)

池からつながる小川にはカワニナも。この巻貝はホタルの幼虫がエサにしています。

畦道にはナナホシテントウの幼虫。

きれいなヤゴの抜け殻もみつけました。(何のトンボのヤゴでしょうか?)

小川の辺りにはニホントカゲもいました。
(↓うっすらと顔のまわりが赤みがかってきていたのと,模様から,婚姻色がでてきているオスではないかなと思われます。)

筒状の小さな植物が動いている…?!と思ったら,トビケラの仲間でした。
こうして蓑虫のように植物を巣にするタイプもいて,幼虫のあいだは水のなかで過ごすそうです!

ほかにも,小さなちいさなカマキリの幼虫やアメンボなどがみられました。
京都の森の田んぼには色々な生き物が暮らしています。


次はいよいよ田植えですね。
もうすぐ稲のある風景へと変わっていきます。

生き物・学び・研究センター 瀬古