生き物・学び・研究センターブログ
2017年10月2日(月)京大PWS国際シンポジウムに参加・発表しました。
もう先月のことになってしまいましたが,
9月26日から9月28日まで,愛知県犬山市の公益財団法人日本モンキーセンターでおこなわれた,京都大学霊長類学・ワイルドライフ・サイエンス(PWS)リーディング大学院 第8回国際シンポジウムに参加・発表してきました。
大会HPはこちら<http://www.wildlife-science.org/en/symposium/2017-09.html>
京都大学PWSリーディング大学院については,こちらのページをご参照ください。
京都市動物園からの発表としては,
口頭発表:
Current activities and future perspectives of activities at the zoos: research, animal welfare and visitor education working harmoniously. (Yumi YAMANASHI)
山梨裕美(生き物・学び・研究センター 主席研究員)
「京都市動物園における現在の活動と将来の展望:調和のとれた研究,動物福祉と来園者向け教育活動」
Exhibition of Primate Intelligence at the Kyoto City Zoo. (Masayuki TANAKA and Yoko SAKURABA)
田中正之(生き物・学び・研究センター長),櫻庭陽子(同センター研究員)
「京都市動物園における知性の展示」
この他に共同発表として
Environmental Enrichment for captive tigers and its application to promote visitors’ interest in animals. (Momoko OKA et al.)
岡桃子(京大野生動物研究センター大学院生;山梨裕美らとの共同発表)
「飼育下のトラに対する環境エンリッチメントと来園者の動物に対する関心を高める工夫」
(京都市動物園のもうじゅうワールドでおこなった調査報告です。)
The gumnivorous diet induces the structural change of gut microbiota in lesser slow loris. (Kei MATSUSHIMA et al.)
松島慶(京大野生動物研究センター大学院生;山梨裕美らとの共同発表)
「樹脂食はレッサースローロリスの腸内細菌叢を変容させる。」
(日本モンキーセンターで行った共同研究です。)
Microbiome adaptation and flexibility to the captive environments in lesser slow loris (Takashi HAYAKAWA et al.)
早川卓志(京都大学霊長類研究所:山梨裕美らとの共同研究)
「レッサースローロリスにおける細菌叢の飼育環境への適応」
(日本モンキーセンターで行った共同研究です。)
みんなで記念撮影(ドローンで撮影された画像)
田中正之