生き物・学び・研究センターブログ
2014年5月26日(月)コイコとスズミの手~屋内展示場のフィーダーへの反応~
前回屋内展示場にもフィーダーを設置したことをお知らせしました。
今回はチンパンジーたちの反応です。
夕食後、新しいフィーダーを見つけるとわらわらと集まってきました。
ガブガブとジュースを飲み始めるコイコとスズミです。
しかし杵つきフィーダーに問題が・・・
実は奥側のフィーダー、下が長くなっているのです。
チンパンジーの手が入ると思っていたのですが、
長くなると入らなくなってしまうよう・・・
必死に落とした大豆をとろうとするスズミ。
取れないので、ちょっとあきらめモードのスズミ。
と、そこにやってきたのはコイコです。
すると・・・
するりと・・・
入った。。。
難なく大豆をゲット。
覗き込みにくるスズミ。
ワタシハトレナカッタノニ…という声が聞こえてきそう。
体は細いスズミですが、手はでかいんですね。。。
すまんね、スズミ・・・
というわけで2日目は手がでかい方でも大丈夫なようにしました。
口が先走っているスズミです。
ちなみにタカシ。
でっかい手で、細い棒を何となく入れてみます。
ちなみにニイニ。
棒が嬉しいのかテンション高く遊びまくります。
ちなみにジェームス。
夕食後は特にやる気はないようです。(写真はありません…)
屋内展示場の夕方の様子でした。
山梨(京都大学野生動物研究センター)
文責:田中正之