生き物・学び・研究センターブログ
2013年10月3日(木)インドの牛たち(インドその3)
インド報告の3回目,街で見かけたもっとも目立つ動物,牛についてです。
インドはヒンドゥー教の国で,牛が大事にされている
ということは聞いてはいました。
実際に行って,見た牛がこれです。
ゴミ置き場で餌をあさる牛です。
その他にも,行く先々で牛を見ました。
ちょっとわかりにくいですが,中央分離帯で座り込んでいるのが牛です。
もちろん,働く牛たちも見ました。
街の中だけでなく,郊外にももちろん牛はいます。
こちらは,バンガロール市で2番目に古い,400年以上の歴史を誇る
ブル・テンプル(牡牛のお寺)ということでした。
そして,これがご本尊だそうです。
もちろん大事にされているのだと思いますが,すっかりそこにいるモノとして,街の風景に溶け込んでいる。そんな印象を持ちました。
最後に,私たちが訪れたインド南部は,北部の大都市に比べると,かなりのんびりした雰囲気なんだそうです。
そのせいもあって,行く前に心配していたほど,強烈な印象は受けませんでしたが,850万人を抱える大都市の中で外国人をほとんど見ない(インド人ばっかり),というのも不思議な印象を受けました。
田中正之