飼育員ブログブログ

2021年5月30日(日)後ろから見ると…

最近,タテガミヤマアラシのフランクが日中にも活動している姿が見られています。もしかしたら,休園していることが行動に影響を与えているのかもしれません。

飼育員や撮影者に驚くことがあり,そんな時は背中のトゲを逆立てたり,そのトゲを振ってバサバサと大きな音出して威嚇します。

また,相手が逃げない時には,そのまま後ろ向きに突進し,相手に体当たりをします。

トゲは相手に刺さると抜けにくくなっているため,相手の皮膚に残ります。そして,自身には新たなトゲが生え変わります。

そのため,かつてはトゲを飛ばして相手を攻撃していると考えられていました。
後ろから見て,これで突進してこられると思うと怖いなと感じてしまいます。
副園長 和田