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2020年5月11日(月)獣医師だより060 ウズラの個体確認
現在京都の森の野鳥舎には,ウズラが13羽います。
先日1羽脚の様子がおかしい個体がいるという報告を受けました。
該当個体の治療を行う一方,これを機会に全羽の個体確認を行うことにしました。
飼育担当者に保定してもらい,腹側から確認します。
当園の鳥類は胸にマイクロチップを挿入している個体が多いため,個体確認時にはこの向きで確認を行います。
治療が必要な個体が複数いたので,野鳥舎内にケージを設置し,他個体から分離して飼育することになりました。
当園のウズラは,入院室に移動すると急激に食欲が落ちることがあります。
このため,治療が長期間に及ぶ場合,野鳥舎にケージを置いて環境を変えないように注意しながら治療します。
ケージに入っているウズラを見かけたら,優しく見守ってあげてください。
土佐