飼育員ブログブログ

2014年6月21日(土)京都市動物園における研究成果(2014年度)


2014年度の成果発表をまとめました。(2015年5月6日更新)

昨年度,獲得した研究費・助成金の報告を掲載しました。 NEW!
こちらのページをご覧ください。(新しいウィンドウが開きます)

著書

(分担執筆)
1. 田中正之 (2014) 3.2.2 動物の学習に関する基礎知識. 村田浩一・成島悦雄・原久美子(編)「動物園学入門」 東京: 朝倉書店. pp.32-35. (関連ページへのリンク)
 

論文

1. 田中正之 (2014) 動物園での研究・教育のためにできること-京都市動物園の取り組み紹介-. 日本野生動物医学会誌19(1): 1-7.
2. 長尾充徳・釜鳴宏枝・山本裕己・高井進・田中正之 (2014) 京都市動物園における人工哺育ニシゴリラ(Gorilla gorilla)乳児の早期群れ復帰事例. 霊長類研究 30(2): 197-208.

3. Nakamichi M, Murata C, Eto R, Takagi N, Yamada K. (2015) Daytime mother-calf relationships in reticulated giraffes (Giraffa cameloparadalis). (京都市動物園のアミメキリンの母子関係)
Zoo Biology 34(2): 110-117. (DOI: 10.1002/zoo.21198)

日本動物園水族館協会(JAZA)広報誌「どうぶつのくに」(連載)

ドクター・田中正之の「Edutainment in Kyoto Zoo」(外部リンク)
Vol.10 三つ子の魂百まで(2014年4月17日)
Vol.11 ゴリラのおうち~新しいゴリラ展示に向けて~(2014年5月14日)
Vol.12 なんのために勉強するのか-京都市動物園での比較認知研究-(2014年6月18日)
Vol.13 国際ゴリラワークショップで発表してきました(2014年7月27日)
Vol.14 子どもから大人へ ~仲間のやりたいことはしたくなる!?~(2014年9月22日)
Vol.15 わんぱくニイニ ~「ふつう」に育つこと part 3~(2014年10月21日)
Vol.16 ゴリラのお勉強 ~三人目の参加者!?~(2014年11月26日)
Vol.17 弱者の知性 ~子どもなりの社会の生き抜き方~(2014年12月11日)
Vol.18 京都市動物園の教育の取り組み紹介(2015年1月29日)
Vol.19 モモタロウがさわった!(2015年3月2日)

 

書評での紹介

1. 中道正之 (2014) 田中正之著「生まれ変わる動物園-その新しい役割と楽しみ方」 霊長類研究30(1): 187-189.

 

新聞掲載

1. 京都市動物園-連携-府立図書館 研究者お薦め本を特集. 京都新聞2014年4月2日.
2. 京都市動物園ニシゴリラ 新しい「おうち」ウホウホ. 朝日新聞4月28日.
3. ゴリラ 知性にタッチ 京都市動物園に「学習」用パネル. 京都新聞5月12日.
4. ゴリラ 世代間でIT格差? 産経新聞2014年5月16日.
5. 「学べる動物園」プロ養成 中日新聞2014年6月21日.
6. ゴリラ猛勉強 京都市動物園,知性を研究・紹介.  朝日新聞2014年6月23日.
7. 僕も数字の猛勉強 京都市動物園 ゴリラのゲンタロウ. 毎日新聞2014年7月26日.
8. 京都市動物園のゲンタロウ 数字学習に成果. 産経新聞2014年8月6日.
9. 母ゴリラ子まね「学習」 京都市動物園のタッチパネル. 京都新聞2014年8月28日.
10. 「京人」 国内初 ゴリラの知性研究 京都市動物園生き物・学び・研究センター長 田中正之さん. 産経新聞 2014年10月6日
11. ゴリラ 数字を勉強中. 読売KODOMO新聞 2014年12月18日
12. ゴリラ「ゲンタロウ」3歳に. 京都新聞 2014年12月22日
 

国際会議での発表

1. Nagao M, Itoh F, Sasaki T, Tanaka M (2014) New approach for husbandry and exhibition of western gorillas in Kyoto City Zoo. International Gorilla Workshop (June 12, 2014, Atlanta, GA, USA)
2. Nagao M, Itoh F, Sasaki T, Tanaka M (2014) Reintroduction of an infant gorilla at Kyoto City Zoo. International Gorilla Workshop (June 12, 2014, Atlanta, GA, USA)
3. Y Yamanashi, M Teramoto, N Morimura, S Hirata, K Kinoshita, M Tanaka, M Hayashi, J Suzuki, M Inoue-Murayama, G Idani(2014) Hair cortisol analysis of captive chimpanzees (Pan troglodytes): stability and effects of captive environment. International Primatological Society XXV Congress (Aug 12, 2014, Hanoi, Vietnam).
4. M Tanaka, K Shimada, M Matsunaga (2014) Serial learning and metacognition in a white-handed gibbon (Hylobates lar). International Primatological Society XXV Congress (Aug 14, 2014, Hanoi, Vietnam).
5. Y Hanazuka, M Tanaka, A Midorikawa (2014) The effect of animal keepers on the drawing behavior of a Bornean orangutan (Pongo pygmaeus). International Primatological Society XXV Congress (Aug 15, 2014, Hanoi, Vietnam).
6. M Tanaka, F Ito, T Sasaki, M Nagao (2014) Cognitive studies in western gorillas (Gorilla gorilla) -An introduction of Kyoto City Zoo-. The 1st PWS Interim Symposium (Aug 29, 2014, Kyoto, Japan).
7. M Tanaka (2015) Serial learning in zoo primates –To make an exhibition of primate intelligence-. The 2nd Annual Symposium of Leading Graduate Program in Primatology and Wildlife Science (Mar 7, 2015, Kyoto, Japan)  

国内学会・講演会・シンポジウムでの発表

1. 田中正之, 伊藤二三夫, 佐々木智子, 長尾充徳 (2014) 京都市動物園における新しいニシゴリラ展示と管理の方法. 第30回日本霊長類学会大会 (2014年7月5日, 大阪) 霊長類研究30, suppl. 73.
2. 髙木直子,岩崎方子,楠田哲士, 村田千紗,江藤遼,川北安奈, 中道正之 (2014) キリンの母子間コミュニケーション. 日本哺乳類学会2014年度大会 (2014年9月6日, 京都)
3. 岡部光太, 髙木直子, 塩田幸弘, 田中正之 (2014) 飼育下レッサーパンダの同居時の行動変化と個体差. 日本哺乳類学会2014年度大会 (2014年9月5日, 京都)
4. 藤澤加悦・古田洋・佐藤英雄・栗原幹尚・太田真琴・山本香織里・田中正之 (2014) 飼育下におけるインドゾウの夜間行動観察. 日本哺乳類学会2014年度大会 (2014年9月5日, 京都)
5. 塩田幸弘・伊藤英之・河村あゆみ・濱崎勤・岡橋要・佐藤元治・田中正之 (2014) 大型草食獣に給餌している樹葉の栄養評価について. 第62回動物園技術者研究会 (2014年10月14日, 松山).
6. 田中正之・長尾充徳・伊藤二三夫・佐々木智子 (2014) 京都市動物園のニシゴリラ新展示施設における行動評価 -樹上性のゴリラを見せることができるか-. 第62回動物園技術者研究会 (2014年10月14日, 松山).
7. 田中正之 (2014) 国際ゴリラワークショップに行ってきました. SAGA17シンポジウム (2014年11月15日, 日立)
8. 長尾充徳 (2014) 両親との生活で身に付くことはなんだろう? SAGA17シンポジウム (2014年11月15日, 日立)
9. 田中正之・前垣慧・長尾充徳・伊藤二三夫・佐々木智子・和田晴太郎・吉田信明 (2014) 京都市動物園のニシゴリラ新展示施設における
行動評価 -樹上性のゴリラを見せることができるか-. SAGA17シンポジウム (2014年11月15日, 日立)
10. 山梨裕美・松永雅之・島田かなえ・門竜一郎・小林幸雄・田中正之 (2014) 杵つきする飼育チンパンジー?:チンパンジーの道具使用行動を促すフィーダーの作成とその評価. SAGA17シンポジウム (2014年11月15日, 日立)
11. 石塚真太郎・松永雅之・島田かなえ・山梨裕美・田中正之 (2014) 京都市動物園におけるアカンボウチンパンジーの近接関係の変化に伴う行動発達. SAGA17シンポジウム (2014年11月15日, 日立)
11. 吉田信明・田中正之・和田晴太郎 (2014) タブレット端末を用いた来園者参加による動物行動記録アプリケーション. SAGA17シンポジウム (2014年11月15日, 日立)
12. 吉田信明・田中正之・和田晴太郎 (2014) 行動記録を通じた動物の理解のための動物園動物観察アプリケーションの開発. 第130回情報システムと社会環境研究発表会 (2014年12月7日, 福岡)
13. 吉田信明・田中正之・和田晴太郎 (2014) 動物園におけるセンサーデータ活用に向けた飼育管理システムの開発. 第130回情報システムと社会環境研究発表会 (2014年12月8日, 東京)
14. 吉田信明・田中正之・和田晴太郎 (2014) タブレット端末を用いた動物行動観察アプリケーション. 第55回 日本動物園水族館教育研究会仙台大会. (2014年12月13日, 仙台).
15. 和田晴太郎・田中正之 (2015) 動物園だからできる教育プログラムの一例~全身骨格組立の実践例~. 日本生物教育学会第98回全国大会.(2015年1月11日, 松山市)
16. 田中正之・松永雅之・島田かなえ・伊藤二三夫・佐々木智子 (2015) 動物園飼育の霊長類における系列学習. 第59回プリマーテス研究会.(2015年1月31日, 犬山市)
17. 佐々木智子・伊藤二三夫・伊藤英之・吉田信明 (2015) データロガーを用いたフンボルトペンギンの抱卵温度と角度の測定. ず~ぜよ。動物園大学⑤ in 高知. (2015年3月15日, 香南市)
18. 田中正之・吉田信明・和田晴太郎 (2015) タブレット端末を用いた来園者が参加できる動物行動記録アプリケーション開発. ず~ぜよ。動物園大学⑤ in 高知.(2015年3月15日, 香南市)
19. 吉田信明・田中正之・和田晴太郎 (2015) 動物園における多様な動物データの収集・蓄積とその活用に向けて. ず~ぜよ。動物園大学⑤ in 高知(2015年3月15日, 香南市)
20. 金子祐希・佐々木智子・伊藤二三夫・田中正之 (2015) フンボルトペンギンの繁殖期におけるコミュニケーションと個体間関係について. ず~ぜよ。動物園大学⑤ in 高知(2015年3月15日, 香南市)
21. 石塚真太郎・松永雅之・島田かなえ・田中正之・山梨裕美 (2015) 同年代個体のいない飼育下赤ん坊チンパンジーの社会行動とその相手. ず~ぜよ。動物園大学⑤ in 高知(2015年3月15日, 香南市)
22. 山梨裕美・松永雅之・島田かなえ・門竜一郎・小林幸雄・田中正之 (2015) 飼育チンパンジーの道具使用行動を促すフィーダーの導入とその評価:新しい行動の獲得と福祉への影響の検討. 日本家畜管理学会・応用動物行動学会2015年度春季合同研究発表会(2015年3月30日,宇都宮市)
23. 田中正之・前垣慧・伊藤二三夫・佐々木智子・長尾充徳 (2015) 動物園のニシゴリラ屋外グラウンドにおける空間エンリッチメント. 日本家畜管理学会・応用動物行動学会2015年度春季合同研究発表会(2015年3月30日,宇都宮市)
24. 岡部光太・高木直子・佐藤元治・塩田幸弘・田中正之 (2015) 飼育下のレッサーパンダにおける交尾に至るまでの行動評価. 日本家畜管理学会・応用動物行動学会2015年度春季合同研究発表会(2015年3月30日,宇都宮市)

 

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