最終更新日 2021年1月2日
世界動物園水族館協会(WAZA)のウェブマガジンに,京都市動物園の動物福祉に関する取組が掲載されました。
論文を発表しました!
論文の要旨は,京都市動物園における研究成果(2020年度)のページに掲載しました。
ゲノムワイド解析から見た野生ツシマヤマネコの遺伝的多様性と遺伝構造
Genetic Diversity and Genetic Structure of the Wild Tsushima Leopard Cat from Genome-Wide Analysis
Hideyuki Ito,Nobuyoshi Nakajima,Manabu Onuma, Miho Murayama Animals 2020, 10(8), 1375; https://doi.org/10.3390/ani10081375
ニホンザルにおける野生個体由来DNAのメチル化解析による年齢推定
中野勝光、井上‐村山美穂、鈴木崇文、伊藤英之、玉木敬二 2020、DNA多型 28(1):22-25
アムールトラの環境エンリッチメントに関わる行動レパートリー調査 -目的が異なる行動観察との両立の試み-
掲載雑誌:動物園水族館雑誌 岡部光太・岡桃子 動物園水族館雑誌 第62巻第2号
飼育チンパンジーのベッド作り行動の発達
こちらから全文見ていただけます。
[NEW!] 雑誌に掲載されました。
「チンパンジーは映像の森を楽しむか」山梨裕美(2020)モンキー 5巻3号
「キリンの夜」山梨裕美,高木直子,斎藤美保 (2020) モンキー 5巻2号
「チンパンジーとゴリラにおける文化的行動の伝播‐京都市動物園の「お勉強」の文化を次代へと受け渡す」(連載:ちびっこチンパンジーから広がる世界)
田中正之(2020) 科学 90(7)223-224.
「チンパンジーと映像の森」(連載:ちびっこチンパンジーから広がる世界)
山梨裕美,人長果月,山本恵子 (2020) 科学 90(6) 222-223.
「キリンの夜」 山梨裕美・高木直子・斎藤美保 (2020) モンキー 5巻2号 48-49.
「ゴリラの家族の中でそだつということ」 安井早紀 (2020) モンキー 5巻1号 20-21.
※雑誌「モンキー」については,こちら (日本モンキーセンターのサイトへのリンクです)
京都市動物園の取り組みを紹介する本が出版されました!
『いのちをつなぐ動物園 ~生まれてから死ぬまで,動物の暮らしをサポートする~』
京都市動物園生き物・学び・研究センター(編),発行:小さ子社, 176ページ,1980円(税込)
(全国書店・ネット書店にて発売中)
<小さ子社ホームページについてこちら>(外部サイトへのリンクです)
<ニュース>京都市動物園の取り組みを紹介する本の出版について
論文を発表しました!
各論文の要旨は,京都市動物園における研究成果(2019年度)のページに掲載しました。
ゾウ使いがアジアゾウの社会行動に与える影響
Yasui S, Idani G. (2020) The effect of proximity relations to mahouts on social behaviours among captive Asian elephants (Elephas maximas).
Animal Behaviour and Management (動物の行動と管理学会誌) 2020年56巻1号: 1-7.
混合展示におけるアミメキリンとグレビーシマウマの異種間関係の出産前後での比較.
小倉匡俊,近藤沙紀,中尾小百合,河村あゆみ,福泉洋樹,岡部光太 (2020)
Animal Behaviour and Management (動物の行動と管理学会誌) 2020年56巻1号: 8-17.
動物の行動と管理学会設立シンポジウム報告-新学会への期待と今後の方向性.
友永雅己,矢用健一,森田茂,田中正之,加隈良枝,江口祐輔,池口厚男 (2020)
Animal Behaviour and Management (動物の行動と管理学会誌) 2020年56巻1号: 34-44.
キリンへの冬季の樹木給餌は口の常同行動を減少させるか?
岡部 光太, 河村 あゆみ, 福泉 洋樹, 石内 琴音, 加瀬 ちひろ (2019)
Animal Behaviour and Management (動物の行動と管理学会誌) 2019年55巻4号 p.165-173.
https://doi.org/10.20652/jabm.55.4_165
飼育キリンにおける夜間の授乳行動
Saito, M., Takagi, N., Tanaka, M., & Yamanashi, Y. (2020). Nighttime Suckling Behavior in Captive Giraffe (Giraffa camelopardalis reticulata). Zoological Science, 37(1), 1-6, 6.
https://doi.org/10.2108/zs190094
飼育下トラにおける環境エンリッチメントの有効性及び来園者による影響の検証.
岡 桃子,山梨 裕美,岡部 光太,松永 雅之,平田 聡 (2019)
Animal Behaviour and Management (動物の行動と管理学会誌) 3号: 107-116.
公開日 2019/11/01 https://doi.org/10.20652/jabm.55.3_107
動物園のキリンにおける睡眠関連行動:基本的な特徴と季節と出産による影響
Takagi, N, Saito, M, Ito, H, Tanaka, M, Yamanashi, Y. Sleep‐related behaviors in zoo‐housed giraffes (Giraffa camelopardalis reticulata): Basic characteristics and effects of season and parturition.
Zoo Biology.2019; 38: 490– 497. https://doi.org/10.1002/zoo.21511
大型類人猿の社会性に配慮した飼育管理:実践と研究の視点から.
山梨 裕美・櫻庭 陽子 (2019) 動物心理学研究 (早期公開)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/janip/advpub/0/advpub_69.1.8/_article/-char/ja (J-Stageのページへのリンクです)
(2019年7月18日公開)
ツシマヤマネコの遺伝的多様性は,大陸のアムールヤマネコと比較して,極端に低いことが示された:保全への示唆として。
Hideyuki Ito and Miho Inoue-Murayama. 2019. The Tsushima leopard cat exhibits extremely low genetic diversity compared with the Korean Amur leopard cat: Implications for conservation. PeerJ, 7297.
https://peerj.com/articles/7297.pdf (外部ウェブサイトへのリンクです)
(2019年7月15日公開)
チンパンジーの社会関係と長期的なストレス:研究領域としての動物福祉.
山梨 裕美, (2019) , 霊長類研究, 35: 23-32.
https://doi.org/10.2354/psj.35.006 (J-Stageのページへのリンクです)
(2019年7月12日公開)
詳しくは,<イベント報告>で。
動物園・嵯峨美術大学・嵯峨美術短期大学連携シンポジウム 「動物園のみる夢」を開催しました
2019年9月8日 京都市動物園と京都府立植物園との連携シンポジウム
「いのちをつなぎ,いのちが輝く動物園・植物 園 になるために」
を開催しました。
2019.06.22~26 国際エンリッチメント会議を京都大学および京都市動物園で開催しました!詳しくはHPへ。