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2015年4月22日(水)グレビーシマウマの来園について
この度,京都市動物園にグレビーシマウマの「ハッピー」が,いしかわ動物園(石川県)から来園しますので,下記のとおりお知らせします。
「ハッピー」は,平成23年12月5日に本園からいしかわ動物園に移動したメスの「ホタル」が出産した個体であり,今後,本園にヨーロッパから導入予定のオスとの間で繁殖を目指します。
記
1 来園予定日
平成27年5月18日(月曜日)
※ 当日は閉園日のため,移動の様子を御覧いただけません。
2 公開予定日
平成27年6月上旬
※ 公開日については,検疫後,改めて動物園ホームページでお知らせします。
3 来園するグレビーシマウマについて
⑴ 愛称 ハッピー
⑵ 性別 メス
⑶ 出生年月日
平成25年6月8日 いしかわ動物園生まれ
⑷ 来園の目的
今後,ヨーロッパから導入予定のオスとの間で繁殖を目指します。
⑸ その他
現在,本園では,「ハッピー」の祖母である「ライラ」(メス19歳)を飼育しています。
(参考) グレビーシマウマ(奇蹄目ウマ科 英名:Grevy’s Zebra 学名:Equus Grevyi )
エチオピア,ケニア北部の乾燥した平原で10頭程の群れをつくり暮らしています。
野生ウマの中で最も大きく,体高:140~160cm,体重:350~420kgで,性成熟はメスが3歳,オスが4歳とされ,寿命は25~30年と推定されます。
ワシントン条約では,付属書Ⅰ「絶滅のおそれのある種で取引により影響を受けるもの」に指定され,国際自然保護連盟(IUCN)のレッドリストには,絶滅危惧種(Endangered)として掲載されています。
平成27年3月31日現在,国内で飼育されているグレビーシマウマは19頭(オス9頭,メス10頭)です。