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2014年10月8日(水)グレビーシマウマの移動について

 この度,京都市動物園で誕生したグレビーシマウマの「キララ」が,繁殖を目的として,盛岡市動物公園(岩手県)に移動しますのでお知らせします。
            記
1 移動予定日
 平成26年10月14日(火曜日)
※ 体調等により,延期する場合があります。
※ 移動当日の取材については,動物の搬出に支障をきたす恐れがありますので,御遠慮願います。
2 移動するグレビーシマウマについて
 ⑴ 愛称
   キララ
 ⑵ 性別
   メス
 ⑶ 出生年月日
   平成22年7月17日 京都市動物園生まれ
   母「ライラ」にとっては5回目の出産で,父「リョウ」との第1子として誕生しました。
 ⑷ その他
   「キララ」の移動後,本園で飼育するグレビーシマウマについては,「ライラ」(メス19歳)1頭となります。
3 移動の目的
 「盛岡市動物公園」で飼育している「ラガー」(オス3歳)との繁殖を目指します。
(参考)グレビーシマウマ(奇蹄目 ウマ科 英名:Grevy’s Zebra  学名:Equus Grevyi)
 平成19年時点で,エチオピア,ケニアに1,966~2,447頭が生息していると推定されています。野生ウマの中で最も大きく,体高:140~160センチメートル,体重:350~420キログラムで,飼育下での寿命は22~30年とされています。
 IUCN(国際自然保護連合)のレッドリストでは絶滅危惧種として記載され,ワシントン条約では付属書Ⅰ「絶滅のおそれのある種で取引により影響を受けるもの」に掲載されています。
 平成25年12月末現在,国内では8園で20頭(オス8頭,メス12頭)が飼育されています。


グレビーシマウマの「キララ」