イベント
どうぶつ大接近 熱帯動物館編
この冬,新たに有料プログラムとして企画した「どうぶつ大接近」。
1月,2月,3月に各2箇所で実施することにしており,1月17日(日)に開催した「熱帯動物館」での様子を御報告します。
熱帯動物館は,新型コロナウイルス感染症の影響で,2020年2月28日から閉館しており,普段は入ることのできないバックヤードに加えて,館内で動物たちを見てもらうのも喜んでいただけたのではないかと思います。
なお,参加者は10名ですが,1グループで説明するには密になるので,2グループに分かれて,飼育担当者がガイドをさせていただきました。
館内では,来園者目線からですが,それぞれの個体や看板についての説明を行いました。
種名看板にはCITES(サイテス)のマークがあります。これは,「ワシントン条約」の区分を示しているのですが,皆さん聞いたことはあるけれど,詳しい内容は分からないということで,説明をしました。
バックヤードでは,飼育員目線で動物を観察していただきました。
特に,フタユビナマケモノのパチパチは,この距離で観察をしていただきました。
最初はカメラがこんな感じになるくらいの温度・湿度環境になっており,
参加者の方に,飼育環境を体感していただけたと思います。
(動画はコチラから,公式Youtubeへ)
また,展示していない動物(老齢のショウガラゴ:ジョリ,メス,14歳)との出会いや
パンケーキリクガメ,ボールニシキヘビに実際に触れ,身を守るための甲羅の工夫やイメージとは違うさらさらした皮膚感を体感していただきました。
最後,本プログラム参加者にフラミンゴの羽根パウチしおり,クジャクの抜け落ちた美しい飾り羽根,1つの羽軸から2本生えているエミューの羽根,ヤドクガエルのイラストがプリントされたオリジナルミニエコバッグをおみやげとしてプレゼントしました。
プログラム終了後,担当飼育員は「満足してもらえたのではないか?」と話していましたが,参加された皆さんに満足していただけていれば幸いです。なお,少人数での開催となっているため,多くの方に御参加いただくことが難しい状況です。御不便をおかけいたしますが,御理解いただけますようお願い致します。
副園長 和田