イベント
2020年9月21日(月)「長寿を祝おう」の開催について
京都市動物園では,2020年4月15日に42歳で「Oldest living rhesus macaque/monkey in captivity;存命中の飼育されている最高齢のアカゲザル」としてギネス世界記録TMに認定されたアカゲザルの「イソコ」をはじめ多くの高齢の動物が暮らしています。今回,令和2年9月21日(月・祝)の敬老の日にちなみ,高齢の動物にスポットを当てたプログラムを以下のとおり実施しますのでお知らせします。
高齢の動物やその飼育管理・環境などを紹介するとともに,動物園で長く活躍している動物たちに対する感謝の気持ちを込めて,長寿を祝います。
※イベントについては,新型コロナウイルス感染症拡大防止対策を十分に講じたうえで実施いたします。 なお,今後の新型コロナウイルス感染症の状況によっては,日程等を変更する場合がございます。その際は,速やかにお知らせいたします。
1 特別講演会
※講演会参加者にはイソコおばあちゃんのミニ巾着袋「イソギンチャク」のおみやげ付きです。
参加は御一人様一回のみです。講演内容は2回とも同じ内容です。
イソギンチャク
(1)日時
令和2年9月21日(月曜日・祝) ※雨天決行
1回目 午前11時~正午
2回目 午後1時30分~午後2時30分
(2)場所
正面エントランスレクチャールーム
(3)内容
ア「老猿ホームってなぁに?」(約15分)
板東 はるな(京都市動物園 飼育員)
アカゲザルの老猿ホームについて紹介します。
イ「サルの老い,ヒトの老い―サル社会での老ザルたちの暮らし―」(約40分)
中道 正之教授(大阪大学人間科学研究科)
【中道教授コメント】
顔のしわが増えた,歯も抜けた,目も見えにくくなった,物覚えが悪くなった,腰も曲がり,動作がゆっくりになった…。これは群れの中で暮らすサルのことです。ヒトと同じように,サルも老います。野生の群れの中で暮らすニホンザルの老ザルの日々を,たくさんの写真でお伝えします。京都市動物園のアカゲザルの群れにも老ザルが暮らしています。この群れの話もします。「サルの老い」を一緒にじっくりと見つめましょう。「ヒトの老い」と同じところ,違うところを感じることができると思います。
(4)参加費
無料(入園料は別途必要)
(5)定員
各回40名(先着順)
(6)申込期間 定員に達しましたので,募集は終了いたしました。
令和2年8月28日(金曜日)~令和2年9月18日(金曜日)
(7)申込方法
【京都いつでもコール】
ア 電話:075-661-3755(みなここ)
年中無休 朝8時から夜9時まで
イ FAX:075-661-5855(ごようはここ)
※電話,FAXともに,おかけ間違いのないよう御注意ください。
ウ 京都市情報館「京都いつでもコール」
申込みフォームからもお申込みできます。
「京都いつでもコール」(←をクリックしてください。)
2 御長寿どうぶつ巡り
現在,飼育下で世界最高齢のアカゲザル「イソコ」をはじめ,オオバタン(インコ科)の「オージロー」など,高齢動物のいる展示場所に御長寿カードを掲示します。御長寿カードが掲示してある動物を巡りながら,そこに記載されている文字を組み合わせると合言葉が完成します。答え合わせの時間に合言葉をスタッフに伝えた方には,オリジナルポストカードを差し上げます。
※参加は御一人につき一回です。
(1)答え合わせ時間
ア 午前10時30分~午前11時
イ 午後1時30分~午後2時
ウ 午後3時~午後3時30分
(2)答え合わせ場所
正面エントランスレクチャールーム前
3 備考
来園される際は,新型コロナウイルス感染症を予防するため「新しい生活スタイル」の実践をお願いいたします。
【感染防止の3つの基本】
(1)身体的距離の確保 (2)マスクの着用 (3)手洗い
併せて,京都市新型コロナあんしん追跡サービスへの登録に御協力をいただきますようお願いいたします。
4 問合せ先
京都市動物園 総務課 電話 075‐771‐0210
※午前9時から午後5時まで。ただし動物園休園日を除く。
アカゲザルのイソコ