2017年10月9日（月）第６回『チンパンジーの喜ぶ顔がみてみたい』を開催しました＊

２０１７年１０月９日に，毎年恒例となってきました「チンパンジーの喜ぶ顔が見てみたい」をNPO法人サンクチュアリプロジェクトと一緒に開催しました。晴天に恵まれ，暑いぐらいの陽気でした。チンパンジーの運動場を，果物や野菜をつけた「実のなる枝」でかざりつけて，野生チンパンジーが樹上で採食する様子を再現しよう！というイベントです。

まずは，サンクチュアリプロジェクトの野上さんからのチンパンジーに関するお話です。
野生のチンパンジーはどんな暮らしをしているのか？彼らにどんな危機が迫っているのか？そんなお話を楽しく愉快にしていただきました。


そのあと準備を開始。果物や野菜を切っていきます。
そして，チンパンジーの運動場に移動して，まずは実のなる枝を作ります。



実のなる枝はタワーの上に…
 
運動場に生えている樹木にも果物や野菜をつけて，運動場はいろどりゆたかに。

チンパンジーは出てくると，まずは大騒ぎ。
毛を逆立てるジェームスに，フードグラント（食べ物を見つけたときにチンパンジーが出す音声）を響かせるコイコ。
ローラも毛を逆立てて，口をとがらせて興奮気味。
いつもながらに元気なニイニと，地上を歩き回るタカシ。




途中ローラとニイニの小さなこぜりあいはありましたが，
みなさんもくもくと食べていました。

      
いつもと違う雰囲気で，チンパンジーにとって特別な日になってくれたかな？
今年も，チンパンジーとヒトが楽しめるイベントとなりました。
来年も開催予定です。今年は１週間ほどで定員が埋まってしまいましたので，ご応募はお早目に…

 
生き物・学び・研究センター　山梨　裕美