飼育員ブログブログ

2013年12月6日(金)葉牡丹

初めまして。皆さんは「施設管理」と聞いてどんなイメージを持たれますか?
僕たちの仕事は,お客さんの安全と動物の安全を守る仕事です。具体的に言うと柵を修繕したり,動物舎の改修をしたり,芝生を刈ったりです。

また,一年前からは「コンポスト」という象さんのうんちとか調理場で出た生ごみを発酵させて肥料を作る機械があるのですが,その肥料の取り出しと機械の清掃作業もやっています。

一日に出る象さんのうんちの平均は30kgで調理場から出る生ごみは3㎏です。一時醗酵う48時間・70℃で行うので,二日に一回取り出し作業を行います。だいたい20㎏ほどになりますが,7㎏づつを土嚢袋に入れ約2週間二時醗酵させれば肥料の完成です。今年7月に肥料を提供した,山科の「農業体験すこやかファームおとわ」さんが葉牡丹を栽培されました。

そして,先月に肥料をお渡しした際に,ふれあい”やましな”区民まつりで販売されたとお聞きし,ゾウさんに飾ってあげてと「葉牡丹」を頂きました。

そこで,さっそくプランターに移植し,現在展示中です。このような,園芸も施設管理で行っています。
御来園の際には,ぜひ「葉牡丹」を御覧下さい。

そして私たちの仕事も感じて下さい。
種の保存展示課 施設管理担当 門,小林