救護センターブログブログ

2019年9月9日(月)8月の救護状況

<救護件数>
8月は鳥類5種5羽,哺乳類1種1頭の搬入がありました。
そのうち,ツバメが無事に野生へと帰っています。

<救護原因>
搬入された鳥類5羽のうち3羽の原因が窓ガラスなどの人工物に衝突したことに
よるものでした。



キビタキは頭を打ったために身体のコントロールが効かなく,
残念ながら救護センター到着後,すぐに死亡しました。
解剖の結果,衝突の衝撃による肺からの出血も確認されました。

<対策>
渡り鳥が移動の時期を迎えています。
8月末から9月にかけては渡り鳥が活発に活動を始めるため,
年間で最も救護件数が増加する傾向にあります。
メジロやキビタキ,オオルリなどの小鳥の被害が多く,
窓ガラスの反射により草木や空があると勘違いし,全速力で衝突してしまいます。

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窓際にカーテンやすだれを掛けるなどの対策をして頂けると幸いです。

ご協力よろしくお願い致します。

救護センター担当 アベ