救護センターブログブログ
2018年12月10日(月)アオバトに翻弄される日々
11月29日のブログ『緑鳩』で,アオバトは
ソヨゴ,エノキ,ピラカンサが大のお気に入りと書きましたが
食べ飽きたのか,まったく見向きもしなくなりました。
こいつ…(`へ´)
救護スタッフを困らせる,こいつがアオバトです(T_T)
しかし,そんなことではめげへんし!
マイナーチェンジをしながら,エサを朝と午後に作ります。
グルメなアオバトさんには樹上熟成のドングリしか食べないのかも,と思い
色艶のよい落ちたて感のあるアラカシのドングリを用意してみました。
すると,ある日は3粒食べ,ある日は6粒食べ。
少しは気に入ってもらえたようで,ドングリ拾いの甲斐がありました。
今回はドングリの種類を増やし,アラカシのほかに
アベマキ,イチイガシ,ウバメガシ,スダジイも用意しました。
秋の恵みをワンプレートで ~雑穀と赤い実とドングリの饗宴~
ドングリはブナ科の堅果です。
アラカシ
西日本ではふつうにみられる常緑樹です。
アベマキ
コルクやシイタケの原木に利用される落葉樹です。
イチイガシ
ドングリには渋みがほとんどなく,食べても美味。常緑樹です。
ウバメガシ
和歌山の最高級木炭,備長炭の材料で有名な常緑樹です。
スダジイ
全縁と鋸歯のある葉が混在する常緑樹です。
この5種類の中では一番おいしいドングリです。
さて,お気に入りのドングリはあったでしょうか。
アベマキはさすがに大きすぎたようで,
今のところ,アラカシとウバメガシがお口に合うようです。
ヒトとは好みが違うんですね。
救護センタースタッフ 吉川