救護センターブログブログ
2011年10月31日(月)野生復帰しました。
5月から7月に保護された,ニホンイノシシとホンドタヌキの子どもたちが,野生に帰りました。
タヌキの赤ちゃん。救護直後はまだ目も開いていませんでした。
並んでミルクを飲むイノシシの子どもたち。
授乳回数ですが,タヌキは多い時で一日5回,イノシシはある程度大きくなっていたので,一日3回与えていました。
その後,すくすくと成長し,自分で餌が食べられるようになったので,8月末いよいよ野生復帰です!
成長したタヌキ,立派になりました。
成長したイノシシ,救護された時より体重が4倍に!
トラックの荷台に積み込み,いよいよ救護センターから放野場所へ出発します。
ケージの中に入っているのはタヌキとイノシシ。手前の箱にはツバメ・ヒヨドリ・ドバト・キジバトが入っています。
9月下旬・10月中旬にも放鳥があり、たくさんの鳥が野生復帰しました。
夏の間,にぎやかだったセンター内は,すっかり寂しくなりましたが,
野生復帰によって保護されている動物の数が減ることは,喜ばしいことでもあります。
野生に帰った動物たちが,たくましく生きていってくれることを願っています。
救護センタースタッフ 木下