生き物・学び・研究センターブログ
2018年3月26日(月)『ず~なんよ。動物園大学8 in ひろしま安佐』に参加してきました!
3月21日(水)春分の日,広島市安佐動物公園にて開催された
「ず~なんよ。動物園大学8 in ひろしま安佐」に参加してきました*
~動物園大学って・・・?~
動物園大学とは,京都大学野生動物研究センターと連携する動物園が協力して,共同研究や情報交換を行うプロジェクトです。毎年3月に「ず~○○。動物園大学 in ○○動物園」と題して,市民のみなさんへ向けたシンポジウムを開催しています!
ちなみに,第1回目のシンポジウムは
「ず~どすえ」。
そう,京都市動物園での開催でした。
これまでの動物園大学について詳しくは,こちらをご覧ください。
(京都大学野生動物研究センターのWebページにリンクされています。)
ず~なんよ。の当日はあいにくの雨でしたが,
会場には多くの来園者さん,関係者が集まり,満席になるほどでした。
プログラムの前半,「動物園のうらばなし」の時間では,開催園である広島市安佐動物公園さんの「我々はなぜ“オオサンショウウオ”なのか?」からはじまり,集まった9園のさまざまなエピソードを聴くことができました。現在,京都市動物園の京都の森エリアで暮らしているオオサンショウウオは,1991年に広島市安佐動物公園からやってきた個体なんですよ。
今回,京都市動物園は,京都の森エリアの棚田でお米を育てる「どうぶつえん米をつくろう!」など,緑を活用した教育プログラムについて紹介をしてきました。
プログラムの後半,ポスターセッションの時間では,
種の保存展示課,野生鳥獣救護センター,生き物・学び・研究センターから
「キリンのトレーニングをご紹介します!」
「トリ扱いにご注意ください」
「老体に寒さはこたえるのか?‐飼育下老齢アカゲザルにおける厳冬期の行動と場所利用との関連」
という3題で京都市動物園での取り組みや研究内容を紹介してきました。
ポスターセッションについては,
救護センターブログでも詳しくお伝えしますので,ぜひご覧ください*
京都市動物園 生き物・学び・研究センター
瀬古祥子