生き物・学び・研究センターブログ

2016年9月5日(月)実のなる木 拾壱

今回紹介するのは,サル島北東側にある「サザンカ」です。

漢字では「山茶花」と表記され,本来の読み「サンサカ」がなまって「サザンカ」と呼ばれるようになったと言われています。

肉厚で光沢のある葉をしており,この葉をチャドクガが食べるため,かぶれなどに注意が必要となります。

そして,硬く赤い実をつけます。

京都府内では,久御山町が「町の木」,宇治田原町が「町の花」に指定しています。
京都市が「町の花」の一つとして指定しているツバキと似ています。

【サザンカ】
目: ツツジ
科:ツバキ
属:ツバキ
種:サザンカ
学名:Camellia sasanqua
英名:sasanqua
備考:常緑広葉樹

生き物・学び・研究センター 和田