生き物・学び・研究センターブログ

2015年3月5日(木)シンポジウム閉会

「ゾウを通してアジアとのつながりを知る~ラオスとの国際共同保全プロジェクト~」の公開シンポジウムに御参加いただいた皆様,本当にありがとうございました。
ホワイエには,シンポジウムのポスターとラオスから来た子ゾウとそれぞれのゾウ使いとの写真を掲示しました。

ラオスからお招きしたラオス天然資源環境省森林資源局次長サイサモン・フォティサット氏もラオス国立大学林学部長ハウンペット・チャンタボン氏も,シンポジウムが京都で開催され,入洛出来たことを大変喜ばれていました。

 お二人には英語で御講演いただきましたので,参加者のために英語と日本語の二画面スライドを準備し,生き物・学び・研究センター長の田中が日本語で補足説明をしました。その中で,ハウンペット教授は,その立場からラオスの大学が5校なのに対して,京都では38もの大学があり,連携して単位交換しているということに大変驚かれたとのお話もされました。

 私と柳本は日本語でお話させていただきました。

 最後のセッションとなるパネルディスカッションでは,会場からいろいろと御質問をいただけましたので,時間が足りなくなるほどでした。
 日本とラオスで共同して進めていく「ゾウの繁殖プロジェクト」は,今後の10年を見据えて取り組んでいますので,様々な機会を通じて,ラオスのこと・ゾウのことを発信していきたいと思います。皆様の温かい御支援・御協力をお願いします。

※本シンポジウムは,独立行政法人科学技術振興機構による平成26年度「科学技術コミュニケーション推進事業(機関活動支援型)」による助成を受けて実施しました

 京都市動物園 生き物・学び・研究センター 和田