生き物・学び・研究センターブログ

2013年9月22日(日)動物園は研究の場でもあります

動物園では,飼育している動物について,より深く理解するための研究もおこなっています。一部は,「キリンタイムズ」等でお知らせしてますが,他にもいろいろやっています。

さて,研究はわかったことを報告するまでが研究です。
そのために,学会発表も行います。少し前のことになりますが,9月7日から9日まで,岡山市で行われた,日本霊長類学会・日本哺乳類学会の合同大会に行って,発表をおこなってきました。


日本霊長類学会大会発表
口頭B2-1 人工哺育ニシゴリラ乳児の早期群れ復帰の過程
  長尾充徳,釜鳴宏枝,田中正之


日本霊長類学会大会発表
P-205 マンドリルの顔は本当に目立つのか?
田中正之 , 岩橋宣明 , 水野章裕 , 松永雅之 , 伊藤二三夫 , 伊藤英之
(じつは,そんなに目立っていないのではないだろうか,という結論です)


この大会では,中国地方,四国地方の動物園や水族館を中心に,動物園・水族館において行われた調査や研究のポスター展示企画がありました。そこに京都市動物園も出展しました。

動物園では,こんなこともやっているのです

 


田中正之