生き物・学び・研究センターブログ

2013年9月22日(日)動物園は研究の場でもあります(2)

9月12日-13日に,インド科学大学(インド,バンガロール市)において,
熱帯生物多様性とその保全に関する第2回国際ワークショップが行われました。
これは,京都大学野生動物研究センターの幸島司郎教授を代表者とする,
研究拠点形成事業 A.先端拠点形成型 「大型動物研究を軸とする熱帯生物多様性保全研究」(外部リンク)の一部として行われたものです。

このワークショップに参加・発表してきました。

京都大学の幸島司郎教授(左),阿形清和教授(中)と田中(右)。

「Behavioral and Cognitive studies will contribute to species conservation in the zoo: A case study in Kyoto City Zoo (行動学的・認知科学的研究は動物園における種の保存に貢献する:京都市動物園の事例)」という演題で発表しました。

インド国内で調査・研究をおこなう保全生物学者,生態学者が聴衆の多くを占めていましたが,多くの方に質問やコメントをいただき,関心を持ってもらいました。


今回のワークショップ参加者の集合写真です。
今後もこういう機会を利用して,京都市動物園での研究成果を伝えていきたいと思います。

さて,せっかくインドまで行ったので,自然保護区に行って,インドに生息する野生動物(もちろん,アジアゾウも)の観察もしてきました。
そのことは,また別の記事でお伝えします。

 


田中正之