飼育員ブログブログ

2024年9月17日(火)ほのから企画 ☆第3弾☆「おから月見団子🌕✨」

おからで〝何か〟を作って、
ツキノワグマの「ほのか」に食べてもらう『ほのから企画』🐻
第3弾は、本日9月17日「中秋の名月」に合わせて、月見団子にチャレンジです!

まだまだ真夏並みの猛暑が続いていますが、
気づけばもう9月なんですね~💧

中秋の名月とは、旧暦の8月15日の月のことです🌙
旧暦では7~9月を秋としているため、
8月15日はちょうど秋の真ん中(中秋)となります。
空気が澄み、夏よりも高く昇る秋の月が1年の中で最も美しいとされ、
この日に月を眺める風習は、平安時代に中国から伝わったと言われています。
ちなみに、満月は明日18日。
中秋の名月が必ずしも満月とは限らないそうです。

お月見のお供え物と言えば「月見団子」ですよね~

白くて丸くて、おから細工の難易度は☆1くらいです💡
なんとありがたい(笑)!
とはいえ、団子のように手でコロコロと丸めることはできないので、
キレイな形にするのはそれなりに大変です。

あと、数が多い(;´∀`)💦
団子の数は、十五夜にちなみ15個必要なのです!!
大きさ、形を揃えるのに30分ほどかかりました。

毎回ほのから企画の際には、
その食べ物や行事について事前に調べています🔎
今回もお月見について調べてみると、
「月見団子は15個の団子を月がよく見える場所に高く盛る」のが
伝統的な供え方なんだそう…
んっ?!「月がよく見える場所」?!

団子にばかり気を取られていましたが、
ほのかに食べてもらうのは真昼間☀
月はまだ出ていません。。。
「月見団子」なのに月がないなんて…

よっしゃ、作るか!!
ということで、名月作りま~す♪(笑)

中秋の名月は、サトイモやサツマイモの収穫時期に当たることから、
「芋名月」とも呼ばれ、豊作を祝う意味も込められているとのこと🍠
それなら好都合!
月は蒸しイモで作ります🍠

蒸しイモの皮を剥き、包丁で丸く形を整えます🔪
でも、これだけじゃ芸がないので、
ここに蒸しニンジンをカットして作った
「餅つきウサギ」を貼り付けます🐰

ど~でしょう??
蒸しイモの色味がまさに月にピッタリ✨
ちょっといびつなのはご愛嬌(笑)
冒頭にも書いたとおり、「中秋の名月は満月とは限らない」のです(;´∀`)

さて、パーツは揃ったので展示場で盛り付けです。
15個の団子を高く盛り、芋名月を添えます。
昔は豆類を供えていたこともあるらしいので、
ほのかの好きなソラマメ(こちらは青山豆十本舗さんからのご寄付です)
も一緒にお供えします。
最後に園内に生えていたススキを置いて…

完成ですっ!!
ススキにもちゃんと由来があるのですが、
これ以上ブログが長くなるとアレなので割愛します(;^_^A

それでは、お待ちかね!ほのかの登場です☆
まずは芋名月からパクリ♪

そのあとは団子を1個ずつ食べていきます。

ススキにも興味深々!

あ、ほのちゃんそれは食べなくていいんだよ~(笑)💦


月見団子とソラマメを食べたあと、
ちょっとだけススキの味見もしました(笑)

以上っ!
第3弾「おから月見団子」でした☆

服部食品さん、青山豆十本舗さん、
ごちそうさまでしたっ(*´з`)

それでは、『ほのから企画』次回もお楽しみに~♪

担当:くろ(*´ω`*)