2017年12月25日（月）図書館つうしん。o0　～その6～

今年度から図書委員になりました土佐です！
ひらやまさんから引き継いで，園図書館の蔵書にまつわるお話をしたいと思います。
よろしくおねがいいたします♪

先日の事務室での職員同士の一幕。
「おとぎの国で，『がらがらどん』っていう人がいるけどなんでだろうねぇ？」
「え，『三びきのやぎのがらがらどん』ですよね？」
「子供の頃読んだことあるでしょ？」
「えっ，知らないよぉ？」
私は子供の頃大好きだったのですが，意外とマイナーな本なのでしょうか。

「三びきやぎのがらがらどん」は，大中小の三匹のヤギのお話です。
ヤギたちは山頂の草を食べに行きたいのですが，そのためにはトロルのいる橋を渡らなければなりません。
三匹は，知恵と力で橋を渡り，最後はおなか一杯草を食べます。

一方こちらは，おとぎの国の跳ね橋を渡るヤギの様子。
本の表紙と似ているので，皆さんがらがらどんを思い出すのですね。

ヤギの原種とされるベゾアールは，もともと山岳地帯に適応した生き物です。
家畜化されたヤギたちも，その性質を継いで険しい地形を上り下りできます。
おとぎの国エリアにもコンクリート製の段差があり，運が良ければ彼らが軽快に駆け上がる様子が見られるかもしれません。
是非，リアルがらがらどんに会いに来てください。

チョキン，パチン，ストン。

種の保存展示課　土佐