飼育員ブログブログ
2017年7月8日(土)初夏の彩り ~そのⅣ~
梅雨が明けるまであと少しでしょうか?
今日紹介する彩りは・・・
モッコク(木斛)です!
以前のブログ「実のなる木 壱拾六」←で
赤いリンゴのような実を紹介したのですが
その花が咲いたので御紹介します。
モッコクはツバキ科の常緑樹で
風格のでる樹姿から日本庭園には欠かせない木とされているそうです。
花の香りがセッコク(石斛)に似た木《岩などに着生するラン》
という意味で名付けられたようで
言葉で表現するのが難しいのですが
木の側を通るとふんわりといい香りがします。
6月の下旬はまだつぼみでこんな感じでした。↓
堅い木材は床柱や木工に利用されることが多く
沖縄の首里城の建材として使われているそうです。
噴水池の西側にあるので是非香りを楽しみに来てください。
雨に濡れた葉は緑が濃く艶やかです♪
種の保存展示課 ひらやま