飼育員ブログブログ

2016年10月10日(月)「チンパンジーの喜ぶ顔が見てみたい」in Kyoto

すっかり秋らしくなってきました。

昨日,毎年恒例となった「チンパンジーの喜ぶ顔が見てみたい」をNPO法人サンクチュアリ・プロジェクトの協力で行いました。このイベントは,グラウンドに野菜や果物を取り付けた木の枝を設置し,野生では日常的に行われているチンパンジーの「樹上での採食」を再現し,観察するものです。

まずは,野生のチンパンジーについてのレクチャーを受けました。皆さん真剣に聞いています。
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つづいて,木の枝につける野菜や果物を小さく切っていきます。今日はイベントスペシャルメニューで,普段もらっていないクリやブドウもあります。
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切り終わるといよいよチンパンジーの待つ類人猿舎に向かいます。blog20161010_903


類人猿舎に着くとさっそく用意しておいたカシやネズミモチの枝に先ほどの野菜や果物をつけていきます。皆さん思い思いにつけていきます。blog20161010_904
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その後,担当スタッフがタワーや樹木に食べ物をつけた枝を設置していきます。
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取り付けが終わると,いよいよお腹をすかせたチンパンジーたちが部屋から出てきます。食べ物がたっぷりあるので,喜びのあまりフードグラントという食べ物を見つけた時などに出す声を上げていました。
上から順に,ジェームス,タカシ,コイコ,ローラ,ニイニです。
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チンパンジーたちはみんなうれしそうに食べていました。参加された皆さんもチンパンジーの喜ぶ顔を見ることができて,うれしそうな顔で観察されていました。
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参加いただいたみなさん,サンクチュアリプロジェクトの皆さん,ありがとうございました。

                     チンパンジー担当 飼育第一チーム