飼育員ブログブログ
2016年8月13日(土)トモエガモの話題
つい2週間ほど前に「秋の気配」というタイトルでユリカモメの冬羽の
話題を書きました。ですが今回は夏羽の話題です。
トモエガモ,水禽舎に1羽だけいる小型のカモです。数が減っており,
京都府では準絶滅危惧種に指定されている貴重な種です。
繁殖期の写真で,手前がオス,後ろがメスです。
さて,ここからが本題です。この時期,オスのトモエガモはエクリプスと
いう羽になっています。
※エクリプスについてはhttps://www5.city.kyoto.jp/zoo/enjoy/breeder-blog/diary/20160618-20096.html
をご覧ください。
下の写真が現在のオスです。まるでメスのようです。
晩秋から冬にかけてオスのカモたちはまた繁殖期の羽に変わって
いきます。季節ごとの装いの違いをご覧になりに水禽舎へいらしてください。
※現在メスは飼育していません。
水禽舎担当 松ぞう