2013年5月6日（月）私の担当動物!?

私は飼育員ですが担当動物がいません。（注：仕事はしていますよ）
ですが、時々担当動物ができる時があります。
新しい動物が動物園に入った時に「検疫」という事をします。
新しく来た動物に病気が無いか、健康状態をみるために2週間の期間を
設けます。そして、異常がなければ晴れて新居に移れるというわけです。
私は、「検疫」の期間だけその動物の飼育を担当します。

この4月にオープンした「アフリカの草原」のミーアキャットやフェネック、
「ひかり・みず・みどりの熱帯動物館」のマダラヤドクガエルなど、
あたらしくやってきた多くの動物たちを検疫することになりました。
いろいろな動物たちの飼育を担当できる事はとても楽しいのですが、
良い状態でそれぞれの新しい担当者に引き渡さなくてはなりませんので 
いつもの飼育とはまた違う緊張感があります。
それでも何とか無事に検疫を終え実際に展示されている動物たちを
見た時は、安堵感と自分の手から離れてしまったさみしさを同時に
感じてしまいます。

 「熱帯動物館」で展示がはじまったマダラヤドクガエル、
良く動いていて元気そうです！

「アフリカの草原」のミーアキャットも2頭で仲良くしてくれています。

みなさん、ぜひ新しくできた施設の動物たちを見に来てください！！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　種の保存展示課　　山下直樹