飼育員ブログブログ
2011年1月7日(金)ホットな話題
今日午後1時半頃です。
爬虫類館内のリクガメ用人工ふ卵ケースの中で、パンケーキリクガメの赤ちゃんが今まさにふ化しようとしているところを発見しました!
卵の下側に顔を出した赤ちゃんが。。。
10分ほどもがいてもがいて、やっと体全部出てきました~
人間の赤ちゃんのへその緒のごとく、お腹の甲らの割れ目から卵黄を吸収します。
ふ化したてでまだ卵黄を吸収しきっておらず、出べそ状態。
ふ化床にしていたバーミキューライトが付いていたので、獣医さんに取り除いてもらい。
ホッとひと息。。。
こんな細長い卵に前屈状態で収まっているため、ふ化したての赤ちゃんは体が折れてゆがんでいます。
この後時間とともに体はまっすぐに伸びて、甲らはしっかりと硬くなって立派なカメへと成長していくことでしょう。
今までリクガメのふ化を目の当たりにしたことがなかったので、今回目の前でふ化の瞬間を見届けることができて感激しました。
これから元気にぐんぐん育ってほしいですね~
満ちるのオカン