飼育員ブログブログ
2010年12月11日(土)三者三羊
ようやく,冬らしくなってきたおとぎの国。
「にっき」は飼育員に駆け寄ったり,落ち葉をあさったり
「ちょこ」は飼育員に「かわいーね,ちょこは」ともてはやされる一方で
それに嫉妬した「にっき」に追い回され少々迷惑顔…。
しっかり母の顔となった「まっちゃ」は,
来園者の様子をうかがいつつ,
娘が心配になると,ちゃんと迎えに行って
来園者が入れないエリアに連れて帰るようになりました。
(触れあいの場としては少々困りものですが…)
そして冬のヒツジらしい毛並みになってきました。
寒くてもぜんぜん平気なようです。
ただ単に「ヒツジ」といっても,毛の質はいろいろで
「にっき」はすごく硬めでごわごわ。
「まっちゃ」と「ちょこ」は柔らかくふわふわ。
指通りもしなやかで,
「あら奥さん,どこのシャンプーを使ってるの」という感じです。
(*もちろん実際にシャンプーはしてません)
この2頭の毛並みが似ているというところに
担当者は「親子」というものを感じます。
子供の時にはあまり目立たなかった「眼下腺」という
におい物質をだす腺も発達してきています。
また若い「ちょこ」の方が若干毛質もいいような感じがします。
「若いからっていい気になってんじゃないわよ,へっ!」
舌出してそんなひがむな、「にっき」…。
もっこもこの毛を触りにぜひ、おとぎの国へお越しください。
おとぎヒツジ担当 岡部