2009年12月8日（火）カマキリの卵は食べません！

キリンは体が大きいけれど、とっても繊細な動物です。
今日はそんなお話をひとつ・・・・・。
今回の主役は、ミライ（メス）です。
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キリンたちが大好きな“トウネズミモチ”です。
葉っぱはもちろん、樹皮（木の皮）まで削り取って食べるほどです。
与える前はこんな感じ。
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このように枝が真っ白になるまできれいに削ります。
たった数時間でこの状態。
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あれっ!?　
よーく見てください。
何かついていますよ！
ズームインしてみましょう。
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カマキリの卵です・・・・。
ミライはとっても器用な上唇と舌を使って、
カマキリの卵だけ残しているのです。
卵のあるところだけ、木の皮が残っているのがわかりますか？

この時期はカマキリが卵を産みつける時期ですので、
購入しているトウネズミモチによくついています。
なので、ミライの食べたあとの枝には
よくカマキリの卵が残っています。
それを、捨てるのも忍びない・・・・と
とっておいたらこんなことになってしまいました！！！
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画面では５つの卵が見えますが、現在も増加中です。
（※これはキリン舎の裏側なので皆様は見られません）
春になったら可愛いカマキリがウジャウジャ！？
私のひそかな楽しみなのです♪
ちなみに、キヨミズくんは食べてしまうようで
残っているのは見たことがありません・・・・・。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　飼育課　タカギナオコ