2009年6月2日（火）リュウオウが無事旅立ちました！

６月１日、アミメキリンのリュウオウ（オス　１歳１０ヶ月）が京都を旅立ち、６月２日の午前中、千葉市動物公園から無事に輸送箱から出て部屋に入ったと連絡を受けました。その報告を聞いてやっとホッとすることができました。と、いうことで落ち着いて旅立ちのお話をお伝えいたします＾＾

輸送箱に入れるため、リュウオウだけを部屋に入れました。お母さんと離れるとエサでは釣れないことは事前の行動でわかっていたので箱の外にお母さんにいてもらい、お母さんに近づくために箱に入るという作戦です。

そして予定通り約15分で箱に入りました。箱に入るのには2回の練習で確信がありましたが、箱の扉を閉めるのはぶっつけ本番です！さすがの私も手が震えました。←失敗してリュウオウが飛び出したらもうその日には2度と入ってくれないからです・・・

何とか扉を閉めることはできましたが、次の作業が大変でした・・・・。

背の高いキリンが低い箱に入りやすいように天井がはずせるようになっています。リュウオウが入ったら首を下げさせて天井を取り付けなければいけません。が、怖がって首をすんなり下げてくれるはずがありません。最終的には先にブルーシートをかぶせる作戦で成功しました！

ここまできたら一安心です。あとはクレーンでトラックまで移動します。

準備が済んだら出発です。スタッフたちが見送ります。「元気でがんばるんだよ！リュウ！」

リュウオウが京都で過ごした最後の土日（５月３０日、３１日）には多くの方々がリュウオウに会いにきてくださいました。リュウオウが本当にみなさんに愛されていたんだと痛感し、感激した２日間でした。

その日だけでなく多くの方々がかわいがってくださるのを常に感じていたのでみなさんには感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

アミメキリン担当　中野和彦・タカギナオコ