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2018年3月6日(火)アムールトラの移動について

 この度,京都市動物園で誕生したアムールトラの「ルイ」が,繁殖を目的として,下記のとおり宇都宮動物園(栃木県)に移動しますので,お知らせします。
                                          記

1 移動予定日 平成30年3月20日(火曜日)
※ 体調等により,延期する場合があります。
※ 移動当日の取材については,動物の搬出に支障をきたす恐れがありますので,御遠慮願います。

2 移動するアムールトラについて
 ⑴  愛称 ルイ
 ⑵ 性別 オス
 ⑶ 出生年月日 平成22年6月18日 京都市動物園生まれ
   繁殖を目的として平成19年11月1日に多摩動物公園(東京都)から導入した父「ビクトル」と,平成17年6月13日に日本平動物園(静岡県)から導入した母「アオイ」の間に生まれた個体です。
 ⑷ その他 現在,本園では「ルイ」の他に,2頭(オス1頭,メス1頭)のアムールトラを飼育しています。

(参考)アムールトラ(食肉目ネコ科 英名:Amur Tiger 学名:Panthera tigris altaica )
 トラはネコ科最大の動物で,ユーラシア大陸に広く分布しています。生息地により9亜種に分けられますが,3亜種はすでに絶滅し,現存する6亜種も絶滅が危惧されています。アムールトラはシベリアトラともいい,最も大型の亜種で,冬毛が長いのが特徴です。アムール川流域のロシア,中国北東部に分布しています。夜行性で単独で行動し,イノシシ,シカの仲間,魚など獲物は様々です。
 アムールトラは公益社団法人日本動物園水族館協会に加盟している施設において,平成29年12月31日現在,23施設で58頭が飼育されています。

アムールトラの「ルイ」