野生鳥獣救護センター

救護センターブログ

2019年12月22日 (日)
オオコノハズク

ちょっと前まで,「ブルータス,お前もか!」と叫んだシーザーみたいな気分でした。
私の場合は,「オオコノハズク,あんたもかいな!」でしたが。

 
「何か言われてる?」

翼を骨折したオオコノハズクがやってきたのは,11月初め。
段ボール箱に止まり木をつけたケージで安静にしていた時は,
馬肉も鶏頭もマウスもコオロギも,普通に食べていました。

傷が癒えたので,2階の屋外ケージに移した途端,全く食べなくなりました。

まだまだ食の細いアオバトに手こずっている最中だというのに,
順調だったオオコノハズクまでもが食べなくなるなんて!
なんでやねん!

エサを食べない日が続くと痩せていくので,体重を量って差し餌をします。
体重を量るためには,止まり木から降ろさないといけないのですが,
これがクセモノでした。
抵抗してか,臭いフンをピュッとするのです。
まぁこれが臭いのなんのって。通常のフンではこんなには匂わないのに。

差し餌の時は大人しく手に乗り,一口大に切ったマウスをうまうまと食べるので,だったらそこまで臭いフンをして嫌がらなくてもいいじゃないのと思ったりします。

屋外でも落ち着ける環境にしようと,寒冷紗で覆ったり,巣箱を置いたり,
お気に入りの止まり木を段ボールで囲ったり,剪定した枝をもらって配置したり,
止まり木の横にエサ台を設置したり,スタッフがそれぞれ知恵を出しあいました。

ある朝,前の日のエサの残りを回収に行くと,マウスを平らげていました。
嬉しくて,オオコノハズクに「ちゃんと自分で食べてエライね」と声をかけました。


オオコノハズクは,止まり木の上で木に擬態しながら,
細目で迷惑そうに私を見下ろすだけでした。(つづく)

                               救護センタースタッフ 吉川

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