救護センターブログブログ

2019年8月9日(金)7月の救護状況

<救護件数>
7月は鳥類2種3羽の搬入がありました。
そのうち,ツバメが無事に野生へと帰っています。

<救護原因>
搬入された3羽のうち2羽の原因が交通事故によるものでした。
カルガモは衝突した衝撃で右脚が骨折しており,残念ながら救護センター到着後,すぐに死亡しました。

交通事故に遭った個体は骨折や内臓を損傷していることが多く,
野生復帰率は低い傾向にあります。
昨年度は15羽が交通事故により搬入され,
そのうち野生復帰できたのは4羽のみです。

<対策>
幼鳥が巣立ちの時期を迎えています。
まだ十分に飛翔できないため,地面にいることが多くあります。
車通りが多い場所で地面にいる幼鳥を見かけたら,
安全な草むらなどに移動させ,見守っていただけると幸いです。
 
          スズメ(※現在は救護対象外)

                 カワラヒワ

                  ツバメ

御協力よろしくお願い致します。

救護センター担当 アベ