野生鳥獣救護センター

救護センターブログ

2018年11月21日 (水)
本土梟

「もう死んでるかも」と持ち込まれたフクロウは
まだ生きていました。
べったりとネズミ捕り粘着シートにくっついて。

こんな大物をどうやって洗おう…(粘着で救護される鳥は,だいたい小鳥です)
粘着は超強力だし,果たしてすべて取り除けるのか…

油等汚染事故対策水鳥救護研修での実習を思い出しながら
粘着を取り除くために付けたサラダ油を洗い流します。
「お湯加減はいかがですか?」「かゆいところはございませんか?」
美容師さんのように声をかけてみました。
お湯が気持ちいいのか,フクロウは目を閉じてじっとしていました。

日にちを開けながら数回,洗浄を行いました。

  ↑まだ顔の周りやお腹に粘着が残っている状態です。

正面から見ると,見違えるほどキレイになったので
後頭部はどうかなとフクロウの後ろに回り込むと
顔がぐるりと動き,いつまでも正面を向いたままです。
ひぇぇぇ~オカルト映画で見たシーン!
フクロウの首は右にも左にも270度回るのです。
このままオカルトごっこをするわけにもいかないので
「ちょっと頭を見せてください」とお願いしました。

 ちょっとだけね。

 何? もっと?

 はい,おしまい。

風切羽も顔の周りもすっかりキレイになったので
薄暮の空へと放しました。

今回は運よく放野できましたが
粘着から逃れようとして羽を傷める鳥もいます。
洗浄のストレスで亡くなってしまう鳥もいます。
ネズミ捕り粘着シートを屋外では使わないよう,ご配慮をお願いします。
そうすれば,かなりの確率で,粘着事故を未然に防ぐことができます。


私もドえらい目にあいました。ご協力をよろしくお願いします。

                               救護センタースタッフ 吉川

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