2018年5月10日（木）そばにいるよ　スズメ

京都の森にある救護センター掲示板では
京都市内で見ることのできる野鳥を随時，紹介しています。
今回はスズメです。

現在，スズメは救護対象ではありませんが
かつては救護件数が多かった鳥です。
それだけ身近な存在なのでしょう。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　砂浴び中
雀百まで踊り忘れず，とか
雀の子そこのけそこのけ御馬が通る，とか
舌切り雀とか
チイチイパッパ～♪とか。
成句，俳句，おとぎ話，童謡，家紋など
スズメを題材にしたものは，私たちの周りにたくさんありますね。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　冬は体を膨らませて福良雀
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　家紋にもなっています

誰でも知っている鳥なので
鳥の大きさの目安となる「ものさし鳥」の一つになっています。
スズメの全長は約14センチメートルです。
見たことのない小鳥に出会ったら
スズメより大きいか小さいか観察してみてくださいね。
図鑑によっては，索引が鳥の大きさ順に並んでいるものもあります。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　変顔も得意(*^_^*)

掲示板の隣にはミツバウツギ科のゴンズイが新芽を広げています。
何者かに無残にも折られてしまったのですが ( ｀へ´)
逆境にもめげずに頑張っています。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　救護センタースタッフ　吉川