救護センターブログブログ

2017年6月26日(月)何か違う…

「ツバメです」と鳥が持ち込まれました。
ツバメ? ツバメ…。
う~ん,何か違う気がする。
確かに顔はツバメの顔をしているのだけれど…。
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頭が真っ黒だし,喉も腰も白いし。
足を見てピンときました。
イワツバメ!
白い羽毛が足にびっしり生えています。
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この羽毛が何のために生えているのか分かりませんが,
巣立ちビナの時から,すでにチョロチョロと生えています。
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ツバメ科の2大メジャーのツバメとコシアカツバメの陰に隠れて
京都市内ではあまり見かけることはなく
1997年まで記録をさかのぼっても,救護数は5羽を数えるのみです。

イワツバメは名前の通り,山や海の岩場や崖に巣を作りますが
人工物の橋の下,建物の壁にも集団で営巣します。
意外にも都会っ子だからか
イワツバメの学名はDelichon urbica(都会のツバメ類)でした。
2012年に日本鳥類目録が改訂され
Delichon dasypus(毛深い足のツバメ類)に変更になりました。
こちらの方がピッタリですね。

残念ながら,今回持ち込まれたイワツバメは亡くなりました。

     救護センタースタッフ 吉川