救護センターブログブログ

2013年1月23日(水)ミソサザイ

救護センターにはじめてミソサザイが持ち込まれました。

このミソサザイは,建物に迷い込み,衰弱しているところを保護されましたが,翌日死亡してしまいました。

ミソサザイは,日本では留鳥で標高の高い山地に生息していますが,冬になると標高の低い山地や,平地に降りて,越冬する個体もいるようです。食性は,動物食で昆虫やクモを食べます。

全長は10cm程でとても小さく,日本の中では,キクイタダキと共に,一番小さな野鳥のひとつです。
スズメと大きさを比べてみました。スズメは14cm程です。
(全長は,嘴の先から尾羽の先までの長さです)

ちなみに世界最小の野鳥は,マメハチドリで,6cm程だそうです。

今回のミソサザイは,死亡してしまい残念でしたが,京都にもこんな小さな野鳥が暮らしている事がわかりました。

救護センタースタッフ 村上