救護センターブログブログ

2011年8月16日(火)今一度,確認を!

 近年,野鳥がネズミ捕りなどの粘着シートにかかって救護されるケースが多くみられます。
特に今年は5月からわずか3ヶ月足らずの間に,ドバト8羽,キジバト1羽,
スズメ4羽,ツバメ1羽が,羽に粘着物がまとわりついた状態で
持ち込まれました。

 このような場合,完全に粘着物を取らないと羽を広げることが
出来ないため,飛ぶことができません。
しかし,これを取り除くにはかなりの時間を要するため,
鳥にとっては大きな負担となり,場合によっては死んでしまうこともあります。
 
 倉庫や物置にネズミ捕りを置かれる方もいらっしゃると思いますが,
置き場所を今一度考えていただけないでしょうか。
入り口近くや軒下など,小鳥やハトが入ってくるような場所に
置いていませんか?
誤って鳥達がネズミ捕りにかかってしまう事のないよう,
確認をお願いします。
 (救護センター通信「デデポッポーVol.8」もご覧下さい。)

                             救護センタースタッフ 江幡