救護センターブログブログ

2010年10月11日(月)落ち着いたと思ったのに・・

 5月から8月まで救護件数がどかっと増え,目が回るほど忙しかった救護センター。9月に入り,保護されてきたヒナ鳥たちが野生に帰り,ようやく落ち着きを取り戻しつつあったのですが,思わぬ来客が!

 なんとこの時期にムササビの赤ちゃんが保護されてきたのです。ムササビは繁殖期が年に2回あり,春と秋に出産します。

 この子は間違って伐採してしまった木に巣があったらしく,その中に取り残されていました。

 一人で生きていくにはまだまだ小さいこのムササビ。センターでは日に5回ミルクを与えています。

 救護スタッフでは手が回らないので,獣医スタッフも授乳に駆けつけてくれます。とってもかわいいけど手のかかるムササビちゃん。早く大きくなって,元気に野生に帰って欲しいですね。

(頭から尾の付け根まで27cmとまだまだちっちゃい。)

(ミルクを与える塩田獣医。ちょっと嬉しそう・・)

                            救護センタースタッフ 江幡