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2022年11月7日(月)ツシマヤマネコの移動について
この度、環境省によるツシマヤマネコの保護増殖事業の一環として、ツシマヤマネコの「まゆ」の来園及び「リョウ」の一時的な転出が決まりましたので、下記のとおりお知らせします。
これにより、しばらくの間、本園では、「キイチ」(オス14歳)、「ユリ」(メス3歳)、「まゆ」(メス8歳)の計3頭を飼育することとなります。
記
1 本園に来園するツシマヤマネコ
(1)愛 称 「まゆ」(メス)
(2)出生年月日 平成26年4月11日生(8歳)福岡市動物園生まれ
(3)来園予定日 令和4年11月14日(月)
(4)来園の目的 「リョウ」(オス)との繁殖を目指すため、よこはま動物園ズーラシ
アから来園します。なお、非公開のツシマヤマネコ繁殖施設で飼育管
理を行うため、御覧いただくことはできません。
2 本園から一時的に転出するツシマヤマネコ
(1)愛 称 「リョウ」(オス)
(2)出生年月日 平成26年5月27日生(8歳)九十九島動植物園生まれ
(3)転 出 目 的 よこはま動物園ズーラシアに一時的に移動し人工繁殖に取り組むため
(4)転出予定日 令和4年11月16日(水)
(5)そ の 他 令和5年1月下旬頃に自然繁殖のために再来園する予定です
3 これまでの経過
(1)平成24年4月、ツシマヤマネコの保護増殖事業についての普及啓発を目的として、ツ
シマヤマネコの展示を開始。
(2)平成26年5月、環境省と公益社団法人日本動物園水族館協会の間で締結した「生物多
様性保全の推進に関する基本協定」に基づき、本園と名古屋市東山動物園が飼育下繁殖
の第二拠点として位置付けられる。
(3)平成27年1月、福岡市動物園から「メイ」(メス)、九十九島動植物園(長崎県佐世保
市)から「キイチ」(オス)が来園(平成29年12月九十九島動植物園へ転出、令和2
年12月6日九十九島動植物園から展示個体として再来園)。
(4)平成28年4月8日、「メイ」が帝王切開により2頭を出産したが、同日に2頭とも死亡。
(5)平成29年5月11日、「メイ」が再び帝王切開により2頭(「勇希」、「優芽」)を出産。
メイは平成29年12月に井の頭自然文化園(東京都武蔵野市)へ転出。
(6)平成30年12月、九十九島動植物園から「リョウ」、令和元年11月に福岡市動物園から
「ユリ」が来園し、「優芽」とともに繁殖に取り組むも妊娠には至らず。
4 取材について
神経質な動物のため、移動に際しての取材には応じることができません。それ以外の取材や、画像データを御希望の方は動物園(075-771-0210)までお問合わせください。
5 ツシマヤマネコ保護増殖事業全般についての問合せ先
環境省 対馬野生生物保護センター
〒817-1603
長崎県対馬市上県町棹崎公園
電話 0920-84-5577