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2021年12月7日(火)キリンの去勢について
令和3年12月6日(月),以下の点からキリンのミクニ(オス,9箇月)の去勢を実施しました。
・国内の動物園でキリンのオスが過多となっていることから,他の動物園へ移動し,繁殖に参加させることができません。
・そのため,本園で飼育を継続しますが,飼育環境及び群れで生活するキリンの社会性を考慮し,複数頭での飼育を行います。
・そこで,繁殖の抑制及びオス同士の闘争を軽減するため,多摩動物公園など,様々な園で実績がある去勢という処置をとることとしました。
なお,去勢の実施については,(公社)日本動物園水族館協会・キリン計画推進会議,関係各園と協議し,本園・動物福祉委員会での議論を経て決定しました。
国内のキリン個体群を維持していくうえで,今回の処置は必要なものと考えており,今後も議論を重ね,国内個体群の維持に尽力していきたいと考えています。
京都市動物園