2021年7月9日（金）御寄付ありがとうございます【4月～6月】

今年4月4日の京都新聞で，本園の飼料に関する記事が掲載されて以降，すでに70件以上のお問い合わせをいただいております。これほど多くの方からお声掛けいただき，大変感謝しております。
今回の取組は，動物園が持続可能な運営を目指していくとともに，昨年策定した「いのちかがやく動物園構想2020～いのちをつなぎ，いのちが輝く動物園となるために～」において進めているSDGｓの目標達成に向けた取組でもあります。
SDGｓの17の目標のうち「12つくる責任つかう責任」において，持続可能な消費と生産のパターンを確保するターゲットとして，廃棄物の減少があげられています。そこで，従来，廃棄物として処理されていた野菜の端材や剪定枝などを飼育動物の餌とすることで，飼料費の縮減だけでなく，資源を有効活用することを目的に取組んでいます。
また，ゾウが食べた分については，その糞を肥料化していることから，本園の廃棄量の減量とともに，再度，生産に活用されることで，資源の循環を達成できることにつながります。こうした，取組の趣旨に御賛同いただき，21の企業・生産者様からご支援をいただきました。本当にありがとうございます。

これらの取組については，公式ブログ等で御紹介しておりますし，動物たちが御寄付いただいた餌を食べる様子も，Instagram，Twitter,Youtubeなどでご覧いただけますので，この機会にフォローしていただけると幸いです。
今後ともよろしくお願いいたします。
副園長 和田